語りたがり喋りたがり。

話たがり。@CYANGE

MILLION OVERL@P!! に参加した雑記

 
日に日にカメラロールの保存数が肥大化していき、
ついには28,000枚を超え、お気に入りも1,500枚を超えてしまって
目的の画像を見つけるのが大変になってきました。
 
 
 
本題。
 
 
 
8/29に開催されたふるのさん&tonahaさん主催の
ミリオンライブ !公式曲Remix × MAD 生放送企画「MILLION OVERL@P!!」にて
 
メガネ男子さんとタッグを組み『ギブミーメタファー -Px8=Q-』で参加しました。

 
 
この企画は
「ミリオンライブ !8th st@ge Dream to the UNI-VERSE!!」(以下、LTD合作)の企画進行中に、
ちょうど真裏で動きはじめた企画であり、tohanaさんは元々LTD合作の運営メンバーでしたが、
企画を持つということで、紆余曲折を経てLTD合作の中では「後援」というポジションになったりしました。

おかげさまで(?)、「LTD合作」「依羅グルーヴ事変」「OVERL@P!!」の同時並行が始まったのです・・・・。


タッグのお話
希望調査などを経てメガネ男子さんとのタッグに決定。

それまでの関わりとしては私がRemix企画に映像つける形で参加していたので、その辺り。
持っていたイメージとしては
「熱量」「質」
基本的にはシンデレラ以外のRemixを作られる機会がとても少ない*1方なので、
今回この企画がなかったら、ここまでしっかり関わる事はなかったかもしれないです。

組み合わせ決まった連絡が来たときの感想
「あ、なんか凄いの来ちゃった」(自分で希望だしたのに)(希望出すとは別にいざ決まると実感ってあるよね)

曲のお話

曲を決める上で、メガネ男子さんからの条件として上がったのが以下の2点。
・桃子のソロ曲
・もしくはタッグを組む人の担当アイドルの曲
私からは
・ロックな感じに挑戦したい
という提案。

いくつか候補を上げたのち、合致するものとして
ギブミーメタファー」に決定。

制作していく上での
進め方

①ざっくりとしたストーリーorコンテ的なものを作成

②それをもとにアレンジデモ制作

③すり合わせた後に音源仮仕上げ

映像制作着手、制作していくなかで音源の展開やキメ等に変更希望出てきたら都度対応

 といったもの。

ちなみに、やりとりは完全にテキストベース。超真面目です。
ここからは、メガネ男子さん側の記事と一緒に見ると良いかもです。
(MILLION OVERL@P!!に参加させていただきました:Legoのブロマガ - ブロマガ
)

①については、以下のものを送りました。(長いです)
○概要
曲:ギブミーメタファー
世界:ドラマCD「階のスターエレメンツ」より CDの話以降をイメージ
★登場人物
天羽光駆:Act,春日未来
     物語的中心。
     正統派で主人公気質
     <ME>
神崎水桜:Act,矢吹可奈
     嘘/陰湿。
     目的のためなら手段は選ばない。
     外面と内面を使い分ける。
草薙星蘭:Act,田中琴葉
     現実。
     実力派、才能的、プライドが高い。
     野心。
★歌詞
 (略)
●要素
 (実際にはテキストで送ったが、後々に追加する要素も含めて作った画像貼ります)

f:id:CYANGE:20200904005125p:plain


●構成案
(実際の動画構成はまた別になる気がする)
1 :(1A-1B?)
 ライブステージに立っている天羽、神崎、草薙のユニット<STAR ELEMENTS>。
 それぞれピンのスポットライトが当たってパフォーマンスをしている。
 客席では各々がサイリウムや手を掲げる。ステージも客席も輝かしく見える。
 天羽の視線は観客のその奥に向かい、何かを掴もうと手を伸ばす。
2: (1C?)
 輝きを求める闘争心。
 天羽、神崎、草薙のそれぞれのアイドルとしてのあり方の違い。
 それぞれ輝いている存在と自らとの間にあるギャップに悩み生んでいる。
 アイドル=偶像というあり方を知る天羽。
3: (2A-2C?)
 仮面をつける天羽。
 仮面は他人には見えない。
 仮面をつけているのは天羽だけではない。
 表情も涙も仮面の内側にしまい込む。
 隠したものを否定はしない。
 隠したものを原動力に。
4:(D?)
 ティアラを目指す手。
 誰よりも先に。誰にも渡さない。その為なら何にでもなる。
5:(3C')
 仮面をつけ、一人でステージに立つ天羽。仮面の隙間から"中身"が溢れ出す。
 溢れ出すものを押さえ込む気はない。
 見えているものは客席ではなく、その先にある輝きのみ。

●追記
 いざ書いてみたら陰気なものになってしまったが、音的な現れ方はポップなものを想像しています。
 まどマギにおいてOPがコネクトであるようなイメージで頭の中にあるもの増幅しました。
 元になっている話「階のスターエレメンツ」はドラマパートを別途添付しておきます。
 

上記の内容。
追記にあるまどマギのコネクトあたりが、うまいこと認識の共有に役立ったようです。

私の陰気文章を受けて送られてきたのは、製作された音源
+上の記事の(■アレンジの話)にある内容(実際は追加でパートごとに展開毎の作りが書かれていた)のテキストファイル。

一部こちらから修正の提案させていただいたところはあれど
まさに
ドンピシャ
想像通り、想像以上のできに「やっぱりこの方、凄いわね……」になった。

そこから、私の方で
④の工程に入る際に構成を再編。


イントロ
 ライブステージに立っている天羽、神崎、草薙
give me
1A
 ライブステージに立っている天羽、神崎、草薙のユニット<STAR ELEMENTS>。
 それぞれピンのスポットライトが当たってパフォーマンスをしている。
 客席では各々がサイリウムや手を掲げる。ステージも客席も輝かしく見える。

1B 
 天羽の視線は観客のその奥に向かい、何かを掴もうと手を伸ばす。

1C 
 輝きを求める闘争心。
 それぞれ輝いている存在と自らとの間にあるギャップに悩み生んでいる。
 アイドル=偶像というあり方を知る天羽

間奏
 天羽、神崎、草薙のそれぞれのアイドルとしてのあり方の違い。

ソロ回し
 仮面をつける天羽。
 仮面は他人には見えない。
 仮面をつけているのは天羽だけではない。
 表情も涙も仮面の内側にしまい込む。
 隠したものを否定はしない。
 隠したものを原動力に。

D
 ティアラを目指す手。
 誰よりも先に。
 誰にも渡さない。
 その為なら何にでもなる。

3C'
 仮面をつけ、一人でステージに立つ天羽。
 仮面の隙間から"中身"が溢れ出す。
 溢れ出すものを押さえ込む気はない。
 見えているものは客席ではなく、その先にある輝きのみ。

アウトロ
 破壊

 

上記のものでほぼ構成は完成。
「チェス」の要素はこのタイミングで構成への組み込みが決定しました。

 
映像/演出
 
今回は「ミリシタ」のMVを主軸にカード画像、そして3DCGを用いて製作。
扱うイメージとして、カード画像のみの静止画での構成はイラスト的に難しいとの判断で、このような構成に。
3DCGは安定のBlenderでの作成。使用物は以下の通り。
・チェス盤/駒(ナイトは借り物を調整)
・仮面
・ティアラ(借り物を調整)
連番形式で書き出したものをAE上で編集している。逆光とか。
他部分に関してはこれまでに扱って身につけてきたモノ。
2分前後の模様的なものや、煙などはパーティクルだが、この辺は依羅の時に覚えたものになっている。

表現する"内容"は上記の通りなので割愛。ほぼ全編にわたって内容に沿って映像を作っている。
イントロは所謂「明」の部分、通称初見さん騙しパート」。ここも含めて"枠"はカメラや画面の意匠。
あとの部分は、先ほども載せた画像に従って演出を組んだ。
f:id:CYANGE:20200904005125p:plain
(例) アイドル→ポーン / 偽-仮面-弱さ etc...
てつ(XIAO)さんから教えてもらったツールだけど便利だった。
チェスの要素は、上記の通り後から追加されたものだが、これは表現の中で「ティアラ」「仮面」と共にもう一つ"動きのあるもの”でのキーアイテムが欲しかったところから来ている。白/黒の2色で、2面性を扱うものとしてマッチしていたのもあるが、決め手になったのはプロモーションの要素。
 
全体として意識していたところとしては「アイドル」「偽」の要素に加えて、「戦い」「理想」「歪」、
アイドルとして壁にぶつかったとき、「殻をやぶる」のではなく「仮面をつける」事での変化でした。

難しいですね。
 
サムネイル(企画の生の際に最後は最後)のイラストは、メガネ男子さんには言わずにこっそり仕込んだもの。
動画の提出済んだ後に、tohanaさんに差し込んでいただきました(本当にありがとうございます)。

あの絵は、「未来」でありながら「光駆」でもあるため、(解釈の元)髪や目に赤い成分を多めに盛っています。
左側頭部とかの髪留めは趣味です。ええ。


タイトル
ギブミーメタファー -Px8=Q-』というタイトル。
これは私の方から2案、提案し、メガネ男子さんに選んでいただいたものです。
(もう1案は-Masked Remix-でした)

Px8=Qというのは、
チェスの記譜より
P→ポーン
x8→a8~h8のいずれか(こういう代数的な表記が許されるのかは知らない)
=Q→プロモーション
というものです。
x8でプロモーションなので、白の方の駒。


最後に
私個人として、「Di@log」(今回の企画の元となったもの)がとても好きだったので今回参加できてとても嬉しかった。
製作していく面でもDialog=対話について(勝手に)意識していた節がある。
メガネ男子さんとタッグを組ませていただいたことは本当に良かったなと。(一部の事柄で
)波長が合うなーと思っていたところもあったので、こういう機会にご一緒できて、とても楽しかったです。

ふるのさん、tohanaさんへ
MILLION OVERL@P!! 2 」楽しみだなーーーー^^!

 
 
(o・∇・o)おわりだよー。
 
 
 
 

*1:この辺はご本人のブロマガに